クアッドコアCPUを搭載
富士通から登場する、ARROWS X F-10Dは2011年冬モデルの「ARROWS X LTE F-05D」の後継あたるモデルで着実に正統進化を果たしました。
やはり特筆すべきは、CPUにNVIDIAのクアッドコアCPU「Tegra 3」を採用したという点でしょう。クアッドコアになった事で複数の処理を同時にかつスムーズにこなすことができるのはもちろん省電力性も向上しています。また待機時やバックグラウンドでの通信時など、高い処理能力を必要としない画面で動作する5つ目の「コンパニオンコア」を備えているのも特徴です。
ディスプレイには4.6インチのHD(720×1280ピクセル)表示対応のTFT液晶を搭載。アウトカメラには、画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」を搭載した1310万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor for mobile」を搭載しています。また音質にも拘っており、「Dolby Mobile V3」を搭載します。これだけを見ても充分ハイスペックスマートフォンと呼ぶに相応しい仕様と言えます。
これに加えて背面にはスマート指紋センサーがあり、指紋認証を使ったセキュリティ機能やディスプレイには、のぞき見を防止する「プライバシービュー」を搭載するなどセキュリティも万全です。また各種センサーを駆使したヒューマンセントリックエンジンも進化果たし、手に持っている状態なら画面をオンにし続ける「持ってる間ON」、環境光に合わせて液晶の色味を変える「インテリカラー」、周囲の騒音環境に合わせて通語音声を聞きやすくするなど、至れり尽くせりの仕様です。
通信機能は従来通り、ドコモの次世代高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」にも対応しており、Xi利用時には下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps(一部の屋内施設では下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)の通信が可能で、それ以外の場所でもFOMA網を使った下り14Mbps/上り最大5.7MbpsのHSDPA/HSUPA通信が可能です。もちろんテザリング機能にも対応します。
バッテリーは1800mAhを搭載。富士通独自の「NX!エコ」などの節電アプリをプリセットしたほか、おくだけ充電と急速充電も行えます。そのほか、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水(IPX5、8)・防塵(IP5X)など国内向けスマートフォンとしての機能もバッチリです。
ARROWS X F-10Dの主な仕様
機種名 | ARROWS X F-10D | |
OS | Android 4.0 | |
CPU | NVIDIA Tegra 3 AP33(1.5GHzクアッドコア) | |
サイズ | 約67mm(幅)×135mm(奥行き、高さ)×11.7mm(最薄部)〜12.1mm(最厚部) | |
重量(バッテリー装着時) | 約 152g | |
連続通話時間(音声通話時) | 3G:約 420分/GSM:約 590分 | |
連続待受時間(静止時) | 3G:約 560時間/LTE:約 250時間/GSM:約 420時間 | |
アウトカメラ | 有効約1310万画素CMOS | |
インカメラ | 有効約130万画素CMOS | |
外部メモリ | microSDHC(最大32GB) | |
ディスプレイ | 約4.6インチHD(720×1280ピクセル)TFT液晶(1677万色) | |
ボディカラー | ブラック、ホワイト、ブルー | |
充電時間 | 約 160分 | |
メモリ | ROM:16GB/RAM: 1GB | |
バッテリー容量 | 1800mAh | |
主な機能 | Xi、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbps)、指紋センサー、おサイフケータイ、赤外線通信、Bluetooth(Ver 4.0)、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、テザリング(8台)、GSM、エリアメール、スマートフォンあんしん遠隔サポート、docomo Palette UI、dマーケット、DLNA、Micro SIM、ほか |
Copyright-携帯機種情報総まとめ2012 All Rights Reserved.