おサイフケータイやワンセグにも対応
ドコモのスマートフォンの中ではハイグレードな位置付けなるGALAXY S III SC-06Dは、おサイフケータイやワンセグなどの日本市場向けの機能を追加して来ました。
ハイグレードモデルというだけあって、ディスプレイは4.8インチHD SUPER AMOLEDを搭載し、720×1280ピクセルの高解像度を実現。メモリ(ROM)は32GB増加し、バッテリー容量も2100mAhに向上しています。CPUはQualcommのデュアルコアのSnapdragon S4「MSM8960」(1.5GHz)となります。
通信機能は従来通り、ドコモの次世代高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」にも対応しており、Xi利用時には下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps(一部の屋内施設では下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)の通信が可能で、それ以外の場所でもFOMA網を使った下り14Mbps/上り最大5.7MbpsのHSDPA/HSUPA通信が可能です。もちろんテザリング機能にも対応します。前述したデュアルコアCPUとXiの組み合わせをいかした、サクサクと操作できる操作感が売りです。この他にも、マーケットやdocomo Palette UIをはじめとするドコモ独自サービスやワンセグも利用できますが、防水や赤外線通信には対応しない点には注意が必要です。
搭載されるOSは、Android 4.0となりますが、ユーザーインターフェイスは刷新されており、ユーザーの動きを感知して端末を耳元に当てるだけで電話をかける「Motion UX」、動画を小さなウィンドウで再生しながら他の操作ができる「ビデオポップアップ」、顔認証によるロック解除、目線を検知して画面を見ているときはバックライトの消灯や自動回転を無効にする「Smart Stay」などを盛り込んだ。新たに3色の着信通知LEDも新たに搭載し、不在着信や新着メールなどを効率よくチェックできます。
Wi-Fi接続した機器にGALAXY S IIIの表示内容をテレビなどに出力できる「Wi-Fiディスプレイ」は、サードパーティから発売予定のUSB機器を接続することで利用可能です。
海外モデルでは搭載されていた、「S Voice」は現時点では日本語に対応していない為非搭載となります。また以前のモデルで搭載していた非接触通信のNFC(Near Field Communication)は今回は搭載されていません。したがって、「Android Beam」を拡張したデータ転送機能「S Beam」も利用できません。
GALAXY S III SC-06Dの主な仕様
機種名 | GALAXY S III SC-06D | |
OS | Android 4.0 | |
CPU | Qualcomm Snapdragon MSM8960(1.5GHzデュアルコア) | |
サイズ | 約71mm(幅)×137mm(奥行き、高さ)×9mm(最薄部)〜9.4mm(最厚部) | |
重量(バッテリー装着時) | 約 139g | |
連続通話時間(音声通話時) | 3G:約 500分/GSM:約 600分 | |
連続待受時間(静止時) | 3G:約 400時間/LTE:約 270時間/GSM:約 330時間 | |
アウトカメラ | 有効約800万画素CMOS | |
インカメラ | 有効約190万画素CMOS | |
外部メモリ | microSDHC(最大64GB) | |
ディスプレイ | 約4.8インチHD(720×1280ピクセル)有機EL(1677万色) | |
ボディカラー | Pebble Blue、Marble White | |
充電時間 | 約 190分 | |
メモリ | ROM:32GB/RAM: 2GB | |
バッテリー容量 | 2100mAh | |
主な機能 | Xi、FOMAハイスピード(下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps)、WORLD WING(3G+GSM)、おサイフケータイ、ワンセグ、Wi-Fi、テザリング、エリアメール、ドコモminiUIMカード、GPS、Bluetooth、DLNA、spモード、dマーケット、docomo Palette UI、スマートフォンあんしん遠隔サポート ほか |
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